久しぶりに、ソゼのワインをいただいた。
先週末、以前働いていた店のお客様がリュタンに来て下さり、「仕事が終わったら来てねーいいの開けるから
」と密月さんへ。えぇ、ダッシュで片付けますともっ!0:00すぎ合流。 リュタンを出て、密月さんまでの20秒くらいの間、何が開いてるんだろぅ~
とウキウキして中に入ると、カウンターに2本。席に近づくにつれ、ラベルがだんだん見えてくる。1本はソゼっぽい。ソゼかも。。あぁ、ソゼだ。。。
‘92 ピリニー モンラッシェ ガレンヌ。
造り手、畑、素晴らしい。 さて、どうだろうか。20年くらい熟成していると、赤と違って、なかなか最高に良い状態のものにあたらない。‘92。もしかしたら酸が少ない、野暮ったい果実味がでてるとか。うにゃうにゃ思いながらグラスに近づく。
当たっちゃいました。
香り。サイコー。ピリニーらしい、クリーンでクリアなこの透明感。その上に、なじんだ樽のニュアンスでうっすら覆う感じ。シェリーっぽさも全くない。健全なワイン。大阪で仕事をしているとき、ソゼのワインを何度か飲ませてもらったことはあったけれども、???な状態がほとんどであった。久しぶりだった。状態のよいソゼ。そのことが嬉しくてうっとりしてると、蜜月のマスターが、タイユヴァンの蔵出しワインとのこと。 。。。なるほど。
あの地下セラーで寝てたワインだったのか。と。ワインはやっぱり、出どころ、輸入元、大切ですね。どういった扱いを受けたかどうかで、天と地獄。この日は天国行き。Nさん、ありがとうございました。
`89のヌフ デュ パープについては、また。