土曜日の夜。休日の前の日。
明日は休みだ...という穏やかな気持ちの中、
ゆっくりと上質なお酒を楽しむ。。。あぁ、なんて夢ごこち。。。ではありませんか。
そんな風にゆっくりとした気持ちで、素敵なワインを楽しんでもらえたら.....

と
今月の毎週土曜日は、スペシャルなワインをグラスで準備いたします。
次の土曜日、11月13日には
『2002 ゲヴェルツトラミナー ヴァンダンジュ ターディヴ ルシー マリー』を開けます。グラスで¥1,300- です。
遅摘み(ヴァンダンジュ ターディヴ)葡萄からの甘口ワインです。ゲヴェルツトラミナー種の特徴である、バラやライチを思わせる、甘く華やかな香りが特徴的なワインです。口当たりは優しくふくよかで、甘口ながらその甘みはさらりと上品で、後味も心地よく長く続きます。チーズやデザートのお供にお勧めです。
そして、その次の土曜日、11月20日には
『1998 クロ ドゥ マルキ』を開けます。グラスで¥1,500- です。
現在、格付けは第2級でありながら、その実力は間違いなく第一級である、シャトー レオヴィル ラス カーズのセカンドワイン。このクロ ドゥ マルキは、格付けシャトーにも匹敵するほどの高品質なワインです。果実の甘みを伴う口当たりで、バランスのとれた、ソフトでしなやかな印象のワインです。サンジュリアンらしい、エレガントさをお楽しみ頂けたら、と思います。
そして11月最後の土曜日、27日には
『1994 ヴァルブエナ ヴェガ シシリア』を開けます。グラスで¥3,000- です。
スペインの最高峰といえば、まず『ウニコ』という評価が一般的と思いますが、このヴァルブエナは、そのウニコのセカンドワイン的な存在です。ただ、造り手のヴェガ シシリアにとっては、このヴァルブエナがスタンダードで、ウニコはその言葉通り『唯一』、特別な存在ということのようです。ウニコの土のような複雑な味わいに比べて、ヴァルブエナは力強い味わいが魅力的です。それが16年の時を経て、徐々に穏やかに、丸みを帯びてきた今、飲みごろだと思います。
リュタンのコース料理が¥4,000-。だのに、グラス¥3,000- のワインって.....と
社長にもつっこまれていますが.....
(社長とは、オーナーの永井シェフのことです。

アイを込めて

)
シャレです。

こういったワインがグラスで楽しめるっておもしろくないですか?
ノリエットでいえば、高級キノコ、モリーユがごろごろ入った『キノコのキッシュ』のようなノリです。モリーユ以外にも、ピエ ブルーやピエ ムートンなどが入っています。ワンカット、550円(だったはず)のこのキッシュは、普通に原価割ってます。

それでも仕込んで、売っているのは、こういったキノコがあること、その美味しさ、ひいては、フランスの食文化をもっと知って楽しんでほしい、との社長の気持ちから、と思います。
ヴァルブエナは、そんなフッキーヴァージョンの気持ちです。
みなさま、きてね。
伊藤さんがジブラを歌ったりするので思い出したシュガーソウル。
当時、めちゃかっこよかった愛子嬢は、今、いづこへ。。。
死亡説がでてたけど、それは嘘だと思っている。