昨日、まだきちんと決定ではない状態ではありましたが
ご案内しましたクリスマススペシャルメニュー。
そのメニューの主菜は、蝦夷鹿をつかった一皿にしようと考えておりまして
昨日今季初めて、蝦夷鹿を試しに入荷してみました。

左がモモ肉で、右がロースです。
野生のものですし、どんな状態だろうかと、試しに火入れしてみました。

こちらはモモ肉ですが、すごく柔らかいです。
そして、野生の肉であるのに、まったく!クセがありません。
ジビエらしさを求める場合には、肩すかしとなってしまいますが
ただただ美味しいお肉、といった印象です。
牛肉より、ある意味クセがありません。(牛は、香りに特徴があるので。)
とってもいい感じです!

というか、すごくおいしぃ~~

蝦夷鹿の部位違い、そして、調理法(火入れの仕方)を変えた
2種の盛り合わせのメイン料理なんて、どうだろうかと思っています。
蝦夷鹿をまた食べたことがない方に、ぜひ一度、リュタンで食べてほしいなぁと思います。
鹿の骨からとったダシをベースにした、黒コショウ風味のソースで。
そして、シェフの絶妙な火入れで。
まだメニュー内容やコース価格が決まっていない段階から
すでにご予約を下さっているみなさま。どうぞ、お楽しみに。
そして、『クリスマスどーしよ~~』と考えているみなさま。
ぜひリュタンで。後悔させません!なんちて。
最近飲んだワインの中で、とっても素敵だったもの。

パランのボーヌ レ ゼプノ 2002。コートドニュイも素敵だけど、ボーヌのこの落ち着いた感じがすごく好きだ。20代前半のころは、どっちか選べ!と言われたら(そんなこと言われても超困るんだけど。。)、迷わずニュイ!と答えていたと思うが、今はそうではない。ボーヌに軍配が上がりそうなほどである。ルロワの古いグランゼプノとか体験してしまうと、悩ましくなる。。自分の中で、『美味しくてワインそれだけで楽しめるもの』と、『美味しくて、何か食べたくなるワイン』という分け方があるのだけれど、このパランのエプノは後者で、その欲求のまま、チーズとパンと一緒に楽しんだ。もう、夢心地である。というか夢の中だ。こんな美味しい飲み物、ワインってほんとすごい。
ヨシキくん。セコムが来ちゃうからって、急いでノリエットに着替えに行かないといけないのは分かるけど、この日のおねーたまのワインは、一気飲みする酒じゃあないのよぅ。ま、おもしろいからいいか~。