今年一番の冷え込みの今日、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
伊藤シェフは、毎日の営業用の仕込み、プラス
クリスマス時期に、ノリエットに並べるお惣菜の仕込みの準備と大忙しです。
ゆえに、じゃんじゃん食材の発注かけてます。

今日の配達の肉屋さんは、両手いっぱいでした。
電話ボックスのようなミニマム厨房にある冷蔵庫の、どこにしまいましょうか。。
う。。
仕込んでノリエットに持っていく!しかない?とか?

いよいよこの季節が来た~という感じです。
さてさて。今日は、ここ最近のお勧め料理のご紹介です。
お魚は『エイヒレ』です。

このように、じっくりと焦しバターでムニエルにします。

香しいバターの香り。。調理してる側で、うっとりしてしまう。

身は、ふわっとしっとり。
くせのない淡白な身質に、旨みのあるソースがすごくなじんでいて渾然一体。
バターのリッチさを、ケッパーの酸味で引き締めているので
最後までこのリッチさを、疲れることなく楽しめます。
この料理だったら、コンドリューとか~~
シャトー グリエとか一緒に合わせたいなぁ~~

と思います。

もしくは、プイィ フュッセとか~~美味しそう。。。

じゃないですか?
あ、飲みたいだけではありませんョ。
そして、蝦夷鹿。
この写真は、ステーキ用にカットした、内モモの部位です。

なんて美しい赤身でしょうか。。。そして柔らかい。
変な、霜降りとも呼べない、これはスジでは?みたいな、霜降りと名のつけた"ミゾレ降り"みたいな肉でも、脂をかんでるというだけで崇めてしまいがちだけれども、こういった赤身肉を食べると、赤身肉に対する考え方が変わる人もたくさんいるのではないか、と思える質の良さです。
冬の間、しばらくみなさまにお勧めしようと思っています。
ワインが恋しくなる料理。いかがですか。