ここリュタンは、ノリエットの永井シェフのお店であります。
そしてそのノリエットは、歩いて3分程の距離にあります。
ゆえに、例えば
『パイ生地が欲しいのですが、リュタン用にもらえるものがありますか?』と聞いて、
あるときは、欲しい大きさに伸ばされたパイ生地が届けられます。
これは、小さな店にとっては大きな強みであります。
なぜかといえば、、、
小さい店ですと、火口と作業台が近く、何かで火を使っているときは
そこに近い作業台で生地を伸ばすことは出来ず、仕込みが進まないからです。
パイ生地のような環境に対して繊細なものは、リュタンのようなミニミニ厨房では扱いづらい訳なんです。
そんなパイ生地をいただいて、この間こういった料理を作りました。

仔羊のパイ包み焼き、トリュフソースです

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鴨のフォアグラとほうれん草を、仔羊の背肉、そしてパイ生地で包んで焼き上げた料理です。
フォアグラのコク。仔羊のジューシーさ。そして焼けたパイの香ばしい香り

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美味しくないわけがない!じゃないですか~~~

もう、クラシック万歳!です

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『フレンチ食堂』と謳い、カウンターにドデン!とネタケースが鎮座する、たった12席しかないリュタンで、
この料理っておもしろくないですか?

ワインを飲まれる方に、特にお勧めです。
メルロー主体のサンテミリオンのワインなんか、美味しそうですよねぇ~~
ただ。。。
冒頭にふれておりますが、常に準備できる料理ではないので
食べてみたいっ!

と思って下さった方は
お電話にてご連絡頂けますよう、よろしくお願い致します

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おやすみ前の子守唄に。そんな歌詞じゃないけれど。
お店の営業中に、フランスのラジオから流れてきてステキだった。