嵐のような2日間だったと思う。
電話ボックスのようなミニマム厨房に、どかん!と届いている食材の横、
夜の営業中は、成瀬シェフ、永井シェフ、伊藤シェフ、大山さん、鈴木君の5人で
満席のお客様の、9皿のコース料理を出していたのだから
。
20年以上も前、フランスで同じく苦労しながら、
そして一緒に遊びながら過ごした成瀬シェフと永井シェフは(遊びもフランス文化を知る勉強です
)、
久しぶりに会っていたのだけれど、そんな風には思えない雰囲気で
フランス語の飛び交う活気のある厨房だったのでした
。
成瀬シェフです
。カメラを向けると、期待に応えてくれるあたりが関西人(出身は愛知ですが)です。ありがとうございます。営業前、魚をおろして下さっているところ、おじゃマムシ、しました。
今回の淡路のスペシャルムニューで、この値段でこの食材!?と驚いたのがこちら。
由良港からの伊勢海老!です。もう、バッタバタの元気のよさ!
おがくずを散らしまくってくれました。。
そして、あわび!
右の方の黒い大きい鮑が、海の黒いダイヤモンド、黒鮑で
左の方の少し小ぶりな鮑が、ひめ鮑です。
美しい。。
この二つの食材が、このような一皿になりました。
伊勢海老の釜上げ、鮑添え スパイス風味の海老ソースで。
来て下さった多くの方が、手でバリバリと足を分解したりして
きれいに食べて下さっているのを見ると、嬉しくなりました。
またメインの肉料理、淡路牛ヒレステーキは、このような仕上がりでした。
マスタード風味のヒレステーキ、赤ワインソース。
オーブンでローストした、たくさんの様々なお野菜と共に。
個々の野菜が、しっかりとした旨みがあって美味しい一皿でした
。
そしてこちらは、メインの魚料理を、永井シェフ用にゴージャスバージョンで作った一皿。
由良の海の幸を余すとこなく盛り合わせた一皿です。
満席のお客様にサービスしながら、料理の写真をすべて撮る!なんてことは
ハナレワザのように…出来なかったので
アミューズやオードブルの盛り合わせ、そしてノリエット製の2皿のデザートに
てんこ盛りのプティフールを撮れなかったことが心残りです。しくしく。。。
今回のこの淡路の食材を使った料理イベントは
リュタンのお客様からしましたら、なんで淡路?と思われたと思います。
そんないきさつなど、また次回のブログに続きます~