みなさま、お久しぶりの住田です

。
先月の3月は、卒業、入学、就職、歓送迎会などの、イベントに合わせたご予約をいくつも頂き
おかげさまで忙しく、なかなかブログアップまで辿りつけませんでした

。
すみません。
そんなワタクシに代わって、シェフ伊藤が、リュタンの最近の食材や料理をアップしてくれていました

。
さて、それでは今日のワタクシは、、、
記録として、今月4月1日の『お魚デー』について、書いておきたいと思います。
4月1日は、エイプリル フールですよね。
フランスでは『Poisson d'avril ポワソン ダヴリル』 といいます。
直訳すると、『4月の魚』ですね。。
この日から、魚釣りの禁漁期間に入るため、釣り好きの人にとっては寂しい日であり
それをからかった人がニシンを贈ったことが始まりだとか
なぜ、このように呼ばれるようになったかは、諸説あるのですが
フランスの町中に、魚をかたどったお菓子やパイなどがあふれ
春の訪れを知らせる風物詩になっているようです。
魚をかたどったショコラの中に、また小さな魚のショコラなどが詰められているなど
ちょっとした遊び心が、エイプリル フールにぴったりなユーモラスだと思います。
ノリエットでは、魚をかたどったパイのオーダーを頂き、2匹作りました

。


シェフ永井は、この時左肩を負傷しており、片手で作業中です。。
魚のウロコの部分は、このように口金の大小を使って、模様付けしていきます。
色々な方が作った魚のパイを見てきましたが、永井の魚は、かわいい顔立ちです

。
お目目パッチリの、口はニッコリです。
焼きあがりは、このような感じです。
焼く前の方が、つるりんとしてて可愛いかしら?
震災以来、支援活動のため度々訪れている、石巻産のわかめ入りのスズキのパイ包み焼きです。
三陸応援バージョン!かな
二枚のスズキの身で、にんじんの薄切りをサンドし、
それを包むすり身は、パプリカでほんのり色づけしてあり、いんげんと刻んだわかめを入れました。
その全体をほうれん草で包み、パイで包んでいますので
断面がカラフルで、見た目も楽しいと思います。
ちなみに、リュタンの伊藤シェフが作った、クレーム ド オマール付き!です。
私も食べたい、、、
シェフ永井は、
『ちょっと凝り過ぎたんだけど、一年に一度位は、こういったもので
お客様に喜んで頂けるのもいいかな。』
なんて、申しておりました。
トゥレトゥールの充実しているパティスリー、ノリエットならでは、と思っております。
私にも、作って!と思ってくださった方は、ノリエットにお問い合わせくださいませ

。
2013/3/13 I'll always remember you.
Cher mon chef T.F.
Qu'il repose en paix.